マンUOBのファーディナトが元同僚スールシャール監督の退任を要求「バトンが渡されるとき」

リオ・ファーディナント氏(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドのオーレグンナー・スールシャール監督(48)にかつてのチームメートで元イングランド代表DFリオ・ファーディナント氏が退任を求めていると、英紙「デーリー・ミラー」が伝えている。

直近で敗れた宿敵のマンチェスター・シティー戦を含めて公式戦10試合で3勝2分け5敗と結果が出ていないマンチェスターUは、かねて指揮官の解任が報じられている。マンUのレジェンドでOBのファーディナント氏は10月に「(スールシャール)監督を解任するよう求めるつもりはない」と宣言していた。

そんな中、同紙は「リオ・ファーディナントは、オーレグンナー・スールシャールに先に進むよう呼びかけた」と退任を求めたとし「ファーディナントは、監督の交代がすべての当事者にとって最善な可能性があると信じているため、スールシャールに対する揺るぎない支持を修正したようだ」と伝えている。

ファーディナント氏は、ユーチューブで「彼が(マンUに)やって来て再び希望を与えた。ファンは戻ってきてスールシャールのチームをもう一度見たいと思うようになりました。その意味で素晴らしい仕事をした。しかし、彼は私たちをタイトル獲得に連れていくだろうか? バトンが渡されるときが来たのではないか」と話したという。

スールシャール監督の去就をめぐって、クラブ側は残留させる意向と報じられ、サポーターからは解任を求める声が出ている中、仲間からも退任を突き付けられる事態となっている。

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