〝ドラゴンゲートの鉄人〟ことGHCナショナル王者の望月成晃(51)が、デビュー50周年ツアーをスタートさせた〝炎の飛龍〟藤波辰爾(67)の好コンディションぶりに目を丸くした。
望月は9日、藤波のデビュー50周年ツアー第2弾大会となる「ドラディション」の後楽園大会で、大日本・岡林裕二と組み、長井満也、吉江豊組と対戦。試合は両軍の意地がぶつかる白熱の展開で、体格に劣る望月だが一歩も引かない。特に初対戦の長井とは互いに意識しあい激しくやり合った。
試合は結局両者リングアウトで引き分けとなったが、望月は「僕だけ1人、ヘビー級なのか怪しいけど、GHCナショナルを持っている以上、引いちゃいけないと思った。長井さんはリングス時代、ファンクラブ会員として見ていたので、バチバチ蹴り合えてよかったです」と笑顔を見せた。
また、今年デビュー50周年を迎えた藤波については「ホントすごいコンディションですよ。驚異的ですよ! 51で歳いってるなんて言えないですよ」。1994年にデビューした鉄人といえど、飛龍のタフネス差には舌を巻くしかない様子だった。