アルテタ監督が恩師ヴェンゲルに謝意「監督を始めたのは彼のおかげ」

 アーセナルのミケル・アルテタ監督は、恩師アーセン・ヴェンゲルが古巣復帰を後押ししてくれたと語った。

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 アルテタはヴェンゲルの下アーセナルで5年間プレーした後、2016年に現役引退を表明。その後ジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティでコーチ業をスタートし、2019年12月に監督としてアーセナルに復帰した。そんな中アルテタはドキュメンタリー番組『アーセン・ヴェンゲル:インビンシブル』公開に先駆けて行われたインタビューで、アーセナルに復帰を促してくれたのはヴェンゲルだったと明かしている。

「もしアーセンがいなかったら今の僕はなかっただろうし、このようなキャリアを楽しむこともなかっただろう。監督になれたのは100%彼のおかげだね。彼はサッカークラブの意味を選手に伝える事に長けていて、私にさまざまな疑問を投げ掛けてくれた。だからこそ、私はコーチングの勉強を始め、より真剣に取り組むようになった。彼にはもっとクラブで活躍して欲しいね。20年以上に渡って厳しい環境にいたかれ少し離れることも必要だけど、彼がいればクラブにとって大きな後押しになると思う」。

アルテタがヴェンゲルの後押しで古巣復帰を果たしたと明かす Photo Stuart MacFarlane

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