【W杯アジア最終予選】森保監督がチーム改善に手応え「11月はさらに結果をつかみたい」

日本代表・森保監督(東スポWeb)

日本代表の森保一監督(53)が10日、カタールW杯アジア最終予選ベトナム戦(11日、ハノイ)に向けて公式会見を行った。

9月の最終予選初戦オマーン戦、10月のサウジアラビア戦はともに敗れており、初戦の入り方に課題を残しているが、指揮官は「10月は9月の初戦の入り方を反省、改善してできた試合内容だった。結果的に敗れたが、内容は我々が持っている力を短い準備期間の中でも、戦い方の絵を合わせることができた。11月はさらに結果をつかみたい」と強調した。

今回の試合にあたっては、オランダ発のチャーター機がロシアで給油トラブルに見舞われて足止め。DF吉田麻也(サンプドリア)やMF南野拓実(リバプール)ら11人が、約12時間も遅れて9日夜に現地へ到着した。この日しか練習ができず、ほぼぶっつけで試合を迎えるが、「練習は2回、全体練習は1回のみだが、公式練習で確認し、ミーティングで絵を合わせられるようにしたい」と前を向いた。

さらに「起こってしまったことは仕方ない。アクシデント、ピンチを乗り越えて目標を達成しなければならない。想定外のことはあって当たり前のことだと思うので、そこをみんなで乗り越えていこうとポジティブにしていきたい」と前向きな姿勢を崩さなかった。

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