スミス監督解任のビラ 後任候補にジェラードが浮上

 レンジャーズのスティーブン・ジェラード監督は、アストン・ビラの後任候補に挙がっている。

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 ビラは先週、成績不振でディーン・スミス監督解任を発表。ビラは9月にマンチェスター・ユナイテッドに敵地で金星を挙げる奮闘を見せたものの、その後は5連敗と低迷しスミス監督と袂を分かつ決断に至った。ビラは今後48時間以内に新監督の招聘を画策しており、後任候補にジェラードの名前が浮上。ビラのクリスティアン・パースローCEOはリバプール時代からジェラードと親交があり、レンジャーズとコンタクトを図るかも知れない。

 一方で、『skysports』で解説を務めるジェイミー・キャラガー氏は盟友ジェラードがビラに行くには難しい決断を迫られるだろうと語った。「ビラはスティーブンにとって素晴らしい就任先になると思う。しかし彼が今置かれている状況は、昨季セルティックからタイトルを奪い、再び優勝を狙える絶好のポジションにいるという事だ。もし彼がビラからオファーされたとしたら、それ以上のオファーはプレミアにはないだろう。理想的な将来では、スティーブンはレンジャーズでもう2~3個トロフィーを手に入れたいと思っているだろうね」。

ビラの後任候補にジェラードの名前が浮上 Photo Ian MacNicol

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