九州高校野球 長崎日大 決勝逃す 九国大付に2-12 悔しい力負け

【準決勝、九州国際大付-長崎日大】3回のピンチで先発種村(左)に駆け寄る捕手勝野=平和リース球場

 第149回九州地区高校野球大会第4日は11日、鹿児島市の平和リース球場で準決勝が行われ、長崎第2代表の長崎日大は九州国際大付(福岡)に2-12の七回コールドで敗れて決勝進出を逃し、来春の選抜切符(九州4枠)を確実にすることはできなかった。有田工(佐賀)-大島(鹿児島)は、大島が11-7で打ち勝った。
 長崎日大は0-1の初回、2死満塁から白川が右翼線へ2点二塁打を放って逆転したが、直後の二回に2連続適時打で再逆転を許した。三回に4安打を集められて4点、五回に黒田(日宇中出身)のソロで1点を加えられると、2-8の七回には満塁弾を浴びた。
 最終日は12日、同球場で大島-九州国際大付(12時)の決勝を実施。選抜出場校の選考委員会は来年1月28日に開かれる。


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