第149回九州地区高校野球大会第1日は6日、鹿児島市の平和リース球場などで1回戦4試合が行われ、長崎第1代表の海星は福岡第一に5-4で逆転サヨナラ勝ちして準々決勝に進んだ。
来春の甲子園(九州4枠)につながる大会。4強以上に入れば選抜出場が有力となる。
海星はミス絡みで四回までに4失点したが、1-4の六回に森の左越えソロで1点を返すと、土壇場の九回に反撃。先頭田川の右中間三塁打と四球後、峯の中前適時打で1点差に迫り、なおも1死二、三塁から右邪飛の中継プレーが乱れた間に、三走西村が生還して同点に追いついた。最後は2死三塁から途中出場の村上が中前にサヨナラ打を放った。
このほか、有田工(佐賀)は秀岳館(熊本)を3-0で退けて海星との準々決勝へ進出。興南(沖縄)は日章学園(宮崎)を5-0で下した。大分舞鶴-大島(鹿児島)は天候不良のため、延長十回4-4で引き分け、7日に再試合を行う。
第2日は7日、同球場などで1回戦残り5試合を実施。長崎第2代表の長崎日大は同球場の第2試合(12時30分)で小林秀峰(宮崎)と対戦する。
九州高校野球 海星8強 土壇場逆転で福岡第一に5-4
- Published
- 2021/11/07 11:40 (JST)
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