山中に遺体 針灸院患者殺害 15日初公判 

去年、廿日市市の山中で切断された女性の遺体が見つかった事件の裁判が来週から始まります。

去年6月、廿日市市の山中で東区の無職・山崎好恵さん(当時64)の遺体が土に埋められた状態で発見された事件。

逮捕されたのは、すでに詐欺の疑いで逮捕されていた鍼灸師の森岡俊文被告(60)。

借金およそ2300万円の返済を免れる目的で、

患者であった山崎さんの首を絞め殺害したうえ、7000万円余りを奪った強盗殺人の罪などに問われています。

さらに、遺体を切断し、廿日市市の山中に埋めた罪などでも起訴されています。

10回にわたって行われた公判前整理手続きはおととい終了。この裁判では罪の成立ではなく量刑が争点となる見通しです。

逮捕当時、警察の調べに対し殺害は認めたものの「金は返すつもりだった」と供述していた森岡被告。

法廷では何を語るのか。裁判は15日から裁判員裁判で行われ24日に判決が言い渡される予定です。

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