高齢者施設「諫早市上山荘南館」の大浴場 レジオネラ菌検出 

 長崎県諫早市は12日、市上山荘南館(宇都町)の女性用大浴場で基準値(100ミリリットル当たり10個未満)を超えるレジオネラ菌を検出したと発表した。再検査で安全が確認されるまで、男女の大浴場の利用を休止する。これまでに体調不良を訴える利用者は確認されていない。
 市によると、今月2日の定期水質検査で100ミリリットル当たり10個のレジオネラ菌が検出されたことが12日夕方に判明した。今後、大浴場の配管などを消毒する。
 上山荘南館は、高齢者の健康増進を目的とした市の施設。市社会福祉協議会が指定管理者になっている。

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