MF堂安律「次はおれの番だ」 16日のW杯予選オマーン戦へメンタル絶好調を宣言

やる気たっぷりの堂安(東スポWeb)

日本代表MF堂安律(23=PSVアイントホーフェン)がメンタル絶好調を宣言し、大一番での復活を狙う。

ひざの負傷で戦線離脱していた堂安だが、代表活動の直前に復帰を果たして追加招集された。13日にオンラインで取材に応じた堂安は、気になる患部の状態について「絶好調です!」と万全をアピール。そして負傷離脱を経て、現在はメンタル面で最高の状態にあることを強調した。

「キャリアでこんなにけがで外れたのは初めて。まずオーストラリア戦で(日本代表メンバーの)活躍を見て刺激をもらったし、PSVでも若い選手がどんどん活躍するチームなので、おれより年下のやつが活躍して『おれは何してんだ』と刺激や焦りは与えてもらえた。次はおれの番だというメンタル状態で戻れた」と代表でもクラブでも激しいサバイバルの中で、それをポジティブな方向に変換している。

「僕が出られれば活を入れるというか、出ている選手に刺激を与える役割もできると思う。勝てばいいけど、勝つだけじゃだめ」と救世主としての活躍に自信満々の堂安。カタールW杯アジア最終予選の大一番となる16日のオマーン戦に向けて、東京五輪のエースが闘志をみなぎらせている。

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