京口紘人 WBA正規王者・ベルムデス戦合意で12日の入札は中止に

いよいよ統一戦に臨む京口(東スポWeb)

世界ボクシング協会(WBA)は、WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(27=ワタナベ)と、同級正規王者のエステバン・ベルムデス(26=メキシコ)の統一戦が合意に達したため、12日に行われる予定だった入札が取り消しとなったと公式ツイッターで発表した。

WBAは両陣営に対し6月、8月、10月に10日間を期限として対戦交渉を行うよう指令。しかし、3度の交渉でも契約はまとまらず、この日に入札を行うことを発表していた。WBAは公式ツイッターで「タイトルマッチの興行権を付与するための入札は、両陣営が合意に達したとの報告後、中止となった。試合の詳細については近日中に報告する」としている。

実現すれば、京口にとって今年3月、米テキサス州ダラスで行われたアクセル・アラゴン・ベガ(メキシコ)とのV3戦以来となる。この一戦で米デビューを飾った京口はその後、同級の他団体王者との統一戦を熱望していた。しかし、WBAが進める1階級1世界王者のタイトル削減計画により、格下の位置づけとなる正規王者のベルムデスとの対戦が義務づけられていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社