「ミスター最終予選」MF原口元気 森保ジャパンの救世主襲名へ“ビッグマウス”連発

MF原口元気(東スポWeb)

日本代表MF原口元気(30=ウニオン・ベルリン)が、カタールW杯アジア最終予選の大一番となる16日のオマーン戦(マスカット)に向けて救世主として名乗りを上げた。

原口は前回のロシアW杯最終予選で日本代表史上初となる同予選4試合連続ゴールの大活躍を見せ、初戦を落として窮地に陥ったハリルジャパンの救世主となった。

13日にオンラインで取材に応じた原口は、その再現を今回も狙うことを高らかに宣言した。

「正直(前回と)同じようなプレーができると思っている、今でも。自分のことは自分が一番分かっている。今個人的にすごくいい状態。コンディション的にも気持ち的にも。なので同じプレーができる。すごく今ワクワクしていて」と原口。所属クラブで好調を実感しており、サッカー人生でピークの状態にあると手応えをつかんでいる。

次戦は2試合連続で先発していたMF守田英正(サンタクララ)が累積警告で出場停止。クラブではインサイドハーフで出色のプレーを見せており、チャンスさえあれば応える自信はある。

「サッカー人生でキーポイントになる試合が多々あったが、そういう試合をやりたいと思っている。日本代表でもそういう試合を久しぶりにしたい。出られれば個人的には状態がいいので、そういう試合をするチャンスだと思っている」と原口はどこまでも強気だ。

闘志をあらわにする原口の抜てきはあるのか。〝最終予選最強の男〟が森保ジャパンの命運がかかる大一番で救世主となるのか期待が高まる。

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