闘莉王が喝! 苦戦続きの森保ジャパンをバッサリ「代表は調子を上げる場所じゃない」

物申した闘莉王氏(東スポWeb)

元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が自身のユーチューブチャンネル「闘莉王TV」で動画をアップ。カタールW杯アジア最終予選で苦戦が続く森保ジャパンに〝喝〟を入れた。

11日のベトナム戦(ハノイ)は格下相手に10の辛勝。「何とか勝った。相手が少しでもレベルが上だったらやられている試合。今の森保体制に(試合の)内容を考えている余裕はない。〝勝てばいい〟というスタンスで試合をしていると思うけど、それにしても出来が悪すぎる。形が悪すぎる」と苦言を呈した。

次戦はホームの初戦で敗れているオマーン戦(16日=日本時間17日、マスカット)。負ければ再び窮地へ追い込まれる一戦へ向けて「結果が欲しすぎて、また固くいく感じになると思う。それが大間違い。まずボランチのところを代える。柴崎を戻して、遠藤は変えないと思うけど、だったら守田を代える。右サイドバックも全然ダメだったと思うので、長友を中山にする。それで(FWは)古橋を必ず入れる。今日の試合(ベトナム戦)だったら南野か大迫を外す」と提言した。

守田は累積警告によりオマーン戦出場停止でチームからの離脱が発表されたが「ドローOKじゃW杯は無理。オマーンに勝たないと先はない。代表は調子を挙げる場所じゃない。調子のいい選手を使わないと」とクギを刺していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社