【RIZIN】北村克哉がボビー制裁予告「コントみたいな雰囲気を作っていたのが許せない」

ウエートトレーニングを公開した北村

格闘技イベント「RIZIN.32」(20日、沖縄アリーナ)でタレントのボビー・オロゴンと対戦する元プロレスラーの北村克哉(35)が制裁を予告した。

ボディービルと二足のわらじで総合格闘技戦に出撃する北村は、公開練習で懸垂などウエートトレーニングを披露。バキバキの120キロボディーを見せつける、ミット打ちなどは行わない独自の公開練習となった。

試合に向け「コンディションはすごくいい。セコンドの言う通り動けるし体も反応できている。あとは相手にどう反応できるかどうかだと思う」と自信を口にした。また二足のわらじを履くことについては「格闘技とフィットネスの境界線になれればいいと思います。自分を通じて、フィットネスファンが格闘技を、格闘技ファンがフィットネスを見るようになってほしい」と力をこめた。

しかし、厳しい表情となったのはボビーが10月29日のカード発表会見で見せた態度について尋ねられた瞬間だ。記者席に紛れ込んでいたお笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田とやりとりを繰り広げたが、北村は「ああいうコントみたいな雰囲気を作っていたのが許せない。ああいう神聖な場所で。みなさんが命を懸けて戦う前の会見なのに。ああいうのはないです。よくないと思います」とぶぜんとした表情で制裁を予告した。

また、自身の今後については「勝って、大みそかに出たいですね。そこはめちゃくちゃ興味があります」と語気を強める。ボビーを制裁し、大みそかのさいたまスーパーアリーナ大会に駒を進められるか。

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