石川遼「今後このようなことがないように努める」〝隔離破り〟で1か月出場停止

石川遼(東スポWeb)

男子ゴルフの石川遼(30=CASIO)が〝隔離破り騒動〟を改めて反省した。日本ゴルフツアー機構(JGTO)は15日、石川に対して「1か月間のジャパンゴルフツアー及びJGTO主催試合への出場停止」の処分とすることを発表した。期間は今月15日から12月15日までで、今季ツアーの残り3試合は欠場する。また、本人から提出されていたJGTOの副会長および理事の辞任届を受理したことも発表した。

石川は写真週刊誌「フラッシュ」で米国から帰国後の自主隔離期間中に一般客が利用するゴルフ場で調整し、関係者らと飲み会に参加していたことなどが報じられていた。
この日の発表を受けて、石川はJGTOを通じて「この度、私の行動によりましてこのような事態を招いたことを反省し、JGTO副会長及び理事を辞任いたします。また、今回の処分を真摯に受け入れ、今後このようなことが無いように努める所存です。そして、こんな自分でも応援してくださる方がいる限り、最後まで諦めずにゴルフを頑張りたいと思います」とコメントを発表した。

また、JGTOの青木功会長は「今後このような事態を招くことが無いよう、再発防止策として、全ツアーメンバーに対し、コンプライアンス遵守の徹底と社会的責任の重要性をあらためて認識させ、プロゴルファーとして、更なる自覚と責任を持った行動、言動をするよう指導して参る所存です」とコメントした。

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