横須賀のFM局に感謝状 消防局員が生出演3年半、防災情報提供

番組での消防情報発信に対して感謝状を贈られた横須賀エフエム放送の富岡浩司社長(右)=横須賀市消防局

 防災や救急に関する情報を提供し、市民の生活に貢献したとして、横須賀市消防局は15日、同市のコミュニティーFM局「FMブルー湘南」を放送する横須賀エフエム放送の富岡浩司社長(66)に感謝状を贈呈した。

 同FMは2018年4月から毎週火曜午前9時35分に「情報最前線119」を放送。消防局員が電話で生出演し、火災や台風の防災情報や熱中症の注意喚起など、時期に合わせた情報を提供している。

 富岡社長は「消防や救急の現場で実際に働く人の声を市民に届けることは効果的。今後も防災の理解を深められる番組を続けたい」と話し、野田佳孝消防局長も「特にコロナ禍では放送での情報提供に助けられた」などと感謝していた。

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