韓国で小学生の反日差別ポスターに意見殺到 「誇らしい」「与党が反日するから」

韓国の小学生による「反日ポスター」が話題になっている。

参考記事:韓国紙「反日感情は理性的論理ではなくシャーマニズム」「他の植民地経験国と全く異なる属性」

韓国メディアなどによると、最近、韓国内の様々なオンラインコミュニティに「誇らしい小学生の作品世界」というタイトルの投稿がアップロードされた。この投稿には小学生たちが描いたとされるポスターの写真が添付されており、すべて「反日」がテーマになっている。

写真を見ると「チョッ〇〇を(日本人を卑下する言葉)みんな殺してしまおう」、「日本を倒そう」などの侮辱的なフレーズが書かれており、日章旗に向けて放尿をするイラストや足で踏むイラスト、ナイフで刺すイラストなどがあしわれている。

これらポスターを見たネットユーザーの一部からは「誇りに思う」、「未来が期待される」、「日本人に復讐してほしい」など擁護する反応が出る一方で、また他のネチズンたちは「あまりにも暴力的だ」、「感情的虐待ではないか」、「子供たちに嫌悪感情を教えて何になるのか」などの批判もあった。

当該ポスター

韓国では最近、日本人差別用語を用いたステッカーを貼る自動車が公道を走り物議を醸した。また、地方のあるゴルフ場は、日本車の駐車を断る案内をウェブサイトに掲げた。不買運動は下火になったとの見方もあるが、日本車への「嫌がらせ」がネットで度々報告されている。

韓国メディアも否定的な見解が大勢だ。ニューシスは16日、2014年に在日韓国人が多く居住する大阪鶴橋において、ある中学生が韓国人に向かって「死んでしまえ」、「南京大虐殺ではなく鶴橋大虐殺を起こすだろう」とのヘイトスピーチを行ったことを挙げ「衝撃を与えた」としつつ、「(反日感情が)盲目的な大人たちの感情によるとすればこれは深刻な問題になるしかない」とのコメントを伝えている。

この問題に関しては他にも多くの批判的コメントが韓国のネット空間に寄せられている。(以下)

「与党が反日感情を持って政治をする。子供たちがそれを見て何を学ぶだろうか。過去を学び未来を見ようと教えないと」

「韓日関係の溝が深くなり子供たちが正当な反論ではなく嫌悪がたっぷり乗った情緒をぶつけるとは心が痛い」

「朝鮮の王が無能で滅んだのを日本のせいだけにして何の発展がある?」

「歴史を教えても解釈は本人たちに任せよう。日本に支配されたからといって、これからも永遠に敵として日本に接してはダメだ」

「歴史は教えても憤怒は教えるな」
「子供たちにどれだけ強く日本を嫌悪する感情を植え付けたのか?このような憎悪心で育てば世界の舞台で活躍などできない」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。

参考記事:韓国政治家「親日狩りはまるでヤクザ、差別用語まで」「植民地下で官吏をした文大統領の父こそ親日」

参考記事:日本人卑下するステッカー貼った韓国車にネットで賛否 不買運動を強調か

参考記事:韓国紙「日本車への《テロ》続ける韓国人…塩酸・ゴミ・10円パンチ」「不買は自由だが、破損は犯罪」

© 合同会社WTS研究所