レアルが「アルゼンチンの至宝」獲得を検討。ミランやユベントスも熱視線の21歳アルバレス

フリアン・アルバレス(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードがアルゼンチン1部リバープレートの同国代表FWフリアン・アルバレス(21)の獲得を検討していると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

「アルゼンチンの至宝」と言われているアルバレスは、今季リバープレートで16試合に出場し、15ゴール6アシストをマークしているストライカー。6月にはカタールW杯南米予選を戦うA代表にも招集され、イタリア1部ACミランやユベントス、スペイン1部アトレチコ・マドリードが調査を開始するなど、欧州ビッグクラブがアルバレスの動向を追いかけている。

同紙は「レアル・マドリードもアルバレスをフォローしている。スカウト部門は密接に調査しており、彼の進化が続けば選択肢になるとみている」と報道。さらに「アルバレスは子供のころにマドリードの下部組織で1か月過ごした」とし、かつてトレーニングに参加した縁でクラブとの関係は良好と伝えている。

さらに「マドリードは若いFWの市場を見失っていない。(セルビア代表FWルカ)ヨビッチが1月に市場に出る可能性があることや(フランス代表FWキリアン)エムバペが加入するかどうかに関係なく、9番(センターフォワード)が必要なのは明らか。アルバレスにとっても魅力的なクラブだ」と指摘した。

RマドリードはブラジルからFWビニシウス、FWロドリゴ、日本からMF久保建英と若手選手の〝青田買い〟にも取り組んでおり、アルバレスも「若手枠」として1月に獲得する可能性もありそうだ。

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