賞金女王王手の稲見萌寧は40位発進 逆転女王を狙う古江彩佳は31位スタート

稲見萌寧(東スポWeb)

女子ゴルフの賞金ランキングトップにつける稲見萌寧(22=都築電機)が国内ツアー「大王製紙エリエールレディス」初日(18日、愛媛・エリエールGC松山=パー71)、3バーディー、2ボギーの70で回り、1アンダーの40位でスタートした。

開幕前日のプロアマ戦は、終盤戦から症状が出ている腰痛で欠場して迎えた初日。稲見は「苦手意識があるからなのか、ショットの調子が悪くてティーショットはいかないし、当たらないしで、セカンドもうまく当たらないで(グリーンに)乗らないというのも結構多かったです」と振り返った。勝てば、賞金ランキング2位の古江彩佳(富士通)の順位次第で賞金女王が確定するが「特に今週は苦手意識があるので、その日その日のことで頭がいっぱい。本当にそこらへんを意識するのは最後の最後だと思います」と語った。

一方、賞金ランキング2位の古江は5バーディー、3ボギーの69で回り、2アンダーの31位。「自分としてショットの安心感は全然なかったので、アンダーで回れたのはパターでバーディーが取れているおかげかなと思っています」。ラウンド後は修正に励んだ。逆転女王に向けては「楽しんで結果がついてくればラッキーだな、うれしいなと思って頑張っていきたいです」と意欲を見せた。

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