米国流スイートポテトパイのレシピ、米軍司令官らが横須賀市に提供 基地内デザートコンテストで優勝

ベネットさん手作りのスイートポテトパイ。レシピを記した板も贈呈された=横須賀市役所

 在日米海軍横須賀基地のリッチ・ジャレット司令官らが18日、横須賀市の上地克明市長を訪問し、基地内のデザートコンテストで優勝した「ブラウンシュガー・スイートポテト・ハンドパイ」のレシピを提供した。

 在日米海軍司令部(同市)の呼び掛けで、基地がある5地域で特産品を取り入れた米国のデザートを作り、レシピを地元自治体に贈呈するイベントを開催。横須賀では4月にコンテストが行われ、基地関係者のジャニース・ベネットさん(53)のレシピが優勝した。

 ベネットさんは「日本のサツマイモは米国とは特徴が異なり、調理法を試行錯誤した」と振り返り、ジャレット司令官は「米国で11月は感謝祭の季節。友情や感謝の印として受け取ってほしい」と話した。市は家庭用レシピとして市民に紹介する方針。

 米海軍は2008年にヨコスカネイビーバーガー、09年にヨコスカチェリーチーズケーキのレシピを市に提供し、いずれも横須賀グルメとして定着している。

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