長崎で物産まつり 50社2000品目を販売 23日まで

かまぼこを買い求める来場者=長崎市、おくんち広場

 長崎県内の特産品を一堂に集めた「ふるさと物産まつり」が18日、長崎市元船町のおくんち広場で始まった。五島うどんや焼酎などを買い求める人たちの列ができている。23日まで。
 県物産振興協会が主催し36回目。水産加工品販売会社や菓子店、製茶業者など約50社が出店。原木で栽培した対馬市産シイタケや世知原茶、島原半島の野菜など計約2千品目を販売している。雲仙市産のかまぼこを購入した長崎市毛井首町の主婦、桑原淳子さん(61)は「何を選ぶか迷うくらい種類が豊富。果物も買って帰りたい」と話した。
 新型コロナウイルス感染対策として、出店業者ごとにテントを設置し、非接触のためにスマートフォン決済アプリ「ペイペイ」で支払いができる。同協会の担当者は「昨年は新型コロナ禍で中止したが、お客さまの要望に応え対策を講じながら開いた。安心して来場してほしい」と話している。

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