きょうから北海道物産展 長崎・浜屋、24日まで 水産加工品など42ブース

「北海道の物産と観光展」をPRする酒井さん=長崎新聞社

 北海道の旬の食を集めた「北海道の物産と観光展」が5日、長崎市浜町の浜屋百貨店で始まった。24日まで。入場制限など新型コロナ感染症対策を施す中、札幌や釧路、小樽各市などの水産加工品や弁当、スイーツを取り扱う計42店(通期は30店)がブースを設ける。
 北海道などが毎年、この時期に開いており41回目。札幌市の「みれい菓」のバスクチーズケーキとろ生ショコラ(1512円)は、香ばしさとチーズの濃厚な風味が特徴で各日50個限定販売。根室市の「鮭匠ふじい」が販売するイクラのしょうゆ漬(100グラム1944円)は県産しょうゆにアゴ(トビウオ)のだしを合わせた。新型コロナ感染対策として試食とイートインコーナーの設置はしない。
 20日まで予定している浜屋の北海道産品のネット販売(31社)は全商品が3割引きとなる。
 開催を前に札幌市経済戦略推進課職員の酒井里帆さん(30)らが長崎新聞社を訪問。酒井さんは「会場を訪れ、収束後に北海道に行くきっかけにしてほしい」、浜屋の日永潔営業統括部長は「出店数を例年より縮小するなど万全の感染対策をしており、安心して来場してほしい」と話した。

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