賞金ランク2位・古江彩佳が66で12位に浮上 ルーティン変更が吉と出る

古江彩佳(東スポWeb)

国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」3日目(20日、愛媛・エリエールGC松山=パー71)、賞金ランキング2位の古江彩佳(21=富士通)が66をマークして通算7アンダーで38位から12位に浮上した。

インスタートの前半に5つ伸ばすと、後半は2バーディー、2ボギーと伸ばせなかったものの、最終9番パー5でバーディーを取っていい形で最終日につなげた。その裏にあったのはルーティーンの変更だった。古江は「昨日はショットが悪くて練習は思い切って行かず、今日を迎えました。ある意味、忘れたのが良かったかな。これまでは、よっぽど時間がなかったりすることがなければ、基本的には練習に行かないことはなかったですね」。アプローチとパターの練習を済ませて引き揚げたという。

さらに、こんなマイナーチェンジも。「朝の車内であゆ(浜崎あゆみ)を聞いてるんですけど、今日はあんまり歌いすぎないようにして、心の中で歌うようにしていました」と明かした。この日のラウンド後もショットの練習場に行かず、最終日も同じ流れで迎え、さらなる上位を目指す。賞金ランク1位の稲見萌寧(都築電気)より、できるだけ上位フィニッシュで差を縮めたいところだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社