FWハリー・ケインがトットナムと契約延長か 今夏はマンC移籍希望も破談

ハリー・ケイン(ロイター)

イングランド・プレミアリーグ、トットナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(28)が移籍希望から一転、2024年6月末までの契約を延長する可能性を指摘されている。

トットナム専門メディア「スパーズウェブ」によると、移籍市場に詳しいるディーン・ジョーンズ記者が「ケインはアントニオ・コンテ監督体制に対して大きな期待感を持っている。来年1月に再びマンチェスター・シティーへ移籍するとの報道もあるが、トットナムを去る可能性はない。契約更新もあり得るだろう」と見通しを語った。

チームのエースとして活躍していたケインだが、ビッグタイトル獲得を求めて今夏の移籍を希望。マンチェスターC入りが確実視されながら、最後になって両クラブ間で移籍金で折り合いがつかず、交渉は決裂していた。マンCが1億2700万ポンド(約193億円)を用意する一方で、トットナムが1億5000万ポンド(約226億円)以下を頑として譲らなかったからだ。

ケインは残留を決断したが、今季はリーグ1ゴールと不振が続く。モチベーション低下が原因との憶測も呼び、来年1月の移籍ムードが高まった。そんな中、〝優勝請負人〟とも言われるコンテ監督が就任したことが、風向きが変わったわけ。ケインはトットナムで悲願のタイトルを獲得できるのか。

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