2021年7月16日に米Huluで配信された6回にわたるドキュメンタリーシリーズ『McCartney 3, 2, 1』が、『マッカートニー 3,2,1』の邦題にて、12月22日にディズニープラスの新コンテンツブランド「スター」にて独占配信されることが発表。あわせて、日本版の予告編も公開となった。
『マッカートニー 3,2,1』は、ポール・マッカートニーが音楽プロデューサー、リック・ルービンを迎え、楽曲にまつわる制作秘話を一対一のインタビューで語るもの。
各エピソードで取り上げられるのは、ザ・ビートルズ時代の革新的な作品群、70年代のアリーナロックを象徴するウイングスとしての活動、そして50年にも及びいまだに続く彼のソロアーティストとしての活躍など多岐にわたる。ポールとリックの親密な会話を通して、私たちの人生のサウンドトラックとして存在している象徴的な楽曲に関する曲作りの話、影響力、そして個人的なエピソードが掘り下げられる。
予告では、ザ・ビートルズの「Come Together」「All My Loving」や、ポール・マッカートニー&ウイングスの「Band on the Run」といった楽曲を聞きながら、2人で語り合う姿が散りばめられている。
ポールは、ジョン・レノンやジョージ・ハリソンと出会った頃について語っているほか、ギターとドラムを演奏している姿も捉えられており、モノクロのミニマルな映像によって、楽曲と2人の会話により集中することが出来る。
また、「ポールは革新的なベーシスト。今のベース演奏の半分は彼のパクリだ。偉大なミュージシャンだ」と、ジョンがポールへの称賛をつづったメッセージを読むと、「本当に?初耳だ、うれしいね」と笑みを受かべる、この2人の空間の親密さを象徴するようなシーンも登場する。
監督は、第86回アカデミー賞・長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた『キューティー&ボクサー』(2013)のザッカリー・ハインザーリングが務め、ポール・マッカートニーとリック・ルービンは製作総指揮も兼任している。
またビートルズ関連としては、ピーター・ジャクソンが57時間以上の未公開映像と、150時間以上の未発表音源という膨大なアーカイブ映像を再編集した『ザ・ビートルズ:Get Back』が11月23日から公開となる。
Written By uDiscover Team
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『マッカートニー 3,2,1』情報
2021年12月22日より:ディズニープラスにて独占配信スタート(全6話)
出演・製作総指揮:ポール・マッカートニー、リック・ルービン
監督:ザッカリー・ハインザーリング(『キューティー&ボクサー』)