大声で「マホー」 どこから来たの? 栃木の住宅地にクジャク【動画】

20日に民家庭先へ現れたクジャク

 栃木県栃木市大平町真弓、市大平運動公園南側の住宅地で、クジャク1羽が目撃されるようになり、地域住民の話題となっている。

 クジャクは体長約1メートル。地域住民によると、1カ月ほど前から「マホー」などと大きな鳴き声が聞こえるようになり、民家の庭や塀の上、車庫の上に姿を現すようになった。

 今月16日から3日連続で見掛けた同所、直井正年(なおいまさとし)さん(65)は「大きな声で鳴くので驚いた」と話す。20日も民家の庭先に現れ、人が近寄っても逃げる様子を見せなかった。

 県立博物館は、住民が撮影した映像から、雌のインドクジャクとみる。「野生のクジャクは日本にはいない。個人飼育は可能で、どこかから逃げ出したのでは」とした。市農林整備課は「人間に危害を与える動物ではないため、無理な捕獲はしない」としている。

栃木市大平町真弓の住宅地に出没したクジャク
栃木市大平町真弓の住宅地に出没したクジャク

© 株式会社下野新聞社