後藤祐樹が敗戦の弁「自分自身得るものが凄くありました」 朝倉未来から〝45秒殺〟

後藤祐樹(東スポWeb)

ネット番組「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」(29日=ABEMA)で格闘家・朝倉未来(29)に〝45秒殺〟された元「モーニング娘。」後藤真希の弟・後藤祐樹(35)が21日、インスタグラムで〝収穫あり〟の敗戦の弁をつづった。

〝最強兄弟の兄〟未来は当初4人と対戦予定だったが、アイドルグループ「KAT‐TUN」元メンバーの田中聖が負傷のため当日になって出場を辞退。後藤祐樹、会津伝説の〝喧嘩屋〟久保田覚、キックボクサーのBigbangウエルター級王者モハン・ドラゴンの3人が挑戦。朝倉未は3戦合計、わずか96秒で圧勝した。

2戦目の後藤はコンビニのセットで待ち構え、商品を投げつけて向かってきたが、あっさり首をとらえた未来はフロントチョークの体勢に。そのまま商品棚めがけて後方に投げつけた。最後はパンチと蹴りでたたみかけ、45秒で決着。敗れた後藤は左目付近に裂傷を負い、真っ赤に腫れ上がっていた。

〝元アイドルの逆襲〟としてストリートファイトに挑んだ後藤は「今回は挑戦自体が誰がどう見ても無謀でしかありませんでしたが、どうしても挑戦したく妻にも家族にも皆様にも心配をおかけました 申し訳ございませんでした」と謝罪したうえで「しかし闘いを通じて人生の中で自分自身得るものが凄くありました」と意義のあるものと強調した。

対戦後には「眼底骨折、歯を8本消失」と報じられた後藤。「本音を言うともっと立って闘いたかったですが、プロの前ではそれすらも許されませんでした そして怪我も大事には至らずですので安心して下さい」と説明した。無謀な企画ではないかの指摘もあるが、「朝倉未来さん。いつも試合や動画で拝見しておりますが、改めて偉大な方だと思いましたし男としてかっこよかったです」と感謝の言葉を並べた。

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