Bミュンヘン元会長ルンメニゲ氏 香川真司のドルトムント時代のチームメートを挑発

ルンメニゲ氏(ロイター)

ドイツ1部リーグで首位に立つバイエルン・ミュンヘンの元会長で元同国代表FWカールハインツ・ルンメニゲ氏(66)が、かつて元日本代表MF香川真司が所属し、現在リーグ2位につけるドルトムントの主力選手を挑発したと、ドイツ誌「キッカー」が報じている。

Bミュンヘンは2位ドルトムントに勝ち点1差で首位。12月4日(日本時間同5日)に直接対決を控える中、ルンメニゲ氏は、ドルトムントの同国代表MFマルコ・ロイスについて「彼はそこで、あまりタイトルは獲得できなかった」とコメント。かつてBミュンヘンが獲得に動いたものの、現所属クラブを選択したこともあって嫌味を込めてけん制した。またBミュンヘンの下部組織出身で同クラブでもプレーもしたDFマッツ・フメルスに対しても「スピードに問題があるという印象を与えている」と、最近ドイツ代表に選出されていない理由を指摘。同誌は「ルンメニゲはライバルを少し挑発した」と報じている。

さらに今季のBミュンヘンについてルンメニゲ氏は「今この時点で言うのは申し訳ないが、今季も優勝するだろう」と発言。新指揮官ユリアン・ナーゲルスマン監督に向けて「まずい試合をすることなど許されない」とし、ライバルクラブとの対決で必勝を求めていたという。

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