〈新型コロナ〉ワクチン3回目来年2月から集団接種 妙高市 補正に関連費用

 妙高市の入村明市長は22日、市役所で定例記者会見を行い、市議会12月定例会に提案する議案について説明した。新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に関し、来年2月から集団接種を行う考えを明らかにした。

会見する入村明市長

 29議案のうち、本年度10回目の一般会計補正予算案は1億7000万円を追加する。ワクチン接種の関連費用などを計上した。

 市によると、3回目接種の対象は、2回接種済みの18歳以上の2万5000人。集団接種は来年2月中下旬から65歳以上の高齢者、4月下旬から18~64歳を対象に順次行う予定。7月中旬の終了を見込む。

 接種会場は65歳以上が新井ふれあい会館、妙高高原メッセ、妙高ふれあいパークで、18~64歳は新井ふれあい会館のみとする。

 2回目までと同様、接種日時と会場を指定する方式で行い、高齢者に限り送迎バスを運行する。

 接種券は、2回目から8カ月が経過した対象者に順次送付する。

 市によると、集団接種に先立って、来年1月中旬から医療従事者、2月上旬から高齢者施設入所者の3回目接種を行う。

 使用するワクチンの種類は現段階で未定という。

 会見で入村市長は3回目接種について「少しでも早くを念頭に進めたい」と述べた。

 12月定例会は30日に開会し、会期18日間。

© 株式会社上越タイムス社