イングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属した経験もあるポルトガル1部マリティモのブルネイ代表FWファイク・ボルキア(23)が〝世界で最もセレブな選手〟として注目を集めている。
ボルキアはブルネイ国家の王族として130億ポンド(約2兆円)の資産を保有している。英メディア「アスレチック」が、サッカー選手史上最高の金持ちとして特集した。
ボルキアはアーセナルやチェルシー、レスターなどの下部組織に所属し、2016年にはレスターと3年契約を結んで晴れてプロ選手に。しかしトップチームで出場機会はなく20年夏に退団した。その後はマリティモに加入したが、現在はBチームでプレーしておりトップチームの壁は越えられずにいる。
それでもボルキアはサッカー界での成功を夢見ている。「両親は私がサッカー選手の夢を叶えるように常にサポートしてくれている」と選手としてのブレークに意欲を見せている。
しかし、欧州の舞台では厳しいのが実情。サッカーコラムニストのラファエル・レイス氏は「だからあなたは、自分のレベルに合ったリーグでプレーするためにアジアに行くべきだ」と猛プッシュしており、Jリーグを始めとしたアジアに活躍の舞台を移す可能性もありそうだ。
FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)やFWクリスチアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)をしのぐ資産を持つスーパーセレブ選手の動向に注目が集まる。