PSGがジダン氏招聘へ交渉を開始 これまでも水面下でコンタクト

PSGと相思相愛といわれるジダン氏(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が、スペイン1部レアル・マドリード前監督のジネディーヌ・ジダン氏(49)の招へいに向けて交渉を開始した。

フランス紙「パリジャン」は「ジネディーヌ・ジダンはPSGの監督になることを夢見ており、PSGは彼が近くクラブの新しい監督になる可能性について交渉するため連絡を取った」と報道。監督就任に向けて正式交渉を開始したことが明らかになった。

PSGとジダンは相思相愛で、これまでも水面下でコンタクトを取り合ってきた。スペインメディア「フィチャージェスネット」は「ジダンが新しい監督になる。彼は(PSGのオーナーの)QSI(カタールスポーツインベストメンツ)の株主であり、ケライフィ会長が主導するカタールW杯の大使も務めた。会長、クラブともに良好な関係を築いている」と両者の蜜月ぶりを指摘した。

名将のジダン氏は引く手あまただが、古巣のイタリア1部ユベントスや、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドからのオファーも固辞したとみられている。フランス代表監督か母国の強豪であるPSGの指揮を希望しているとされており、電撃就任が現実味を帯びてきた。

PSGはすでにポチェッティーノ監督のマンチェスターU行きを了承していると現地で一斉に報じられており、正式決定後にすみやかにジダン体制を築く方針だ。

ジダンPSGが爆誕するのか注目が高まっている。

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