麺屋あごすけ×セブン―イレブン 大ヒット受け第2弾 焼あご塩白湯麺  上越地域などで先行販売

 麺屋あごすけ(上越市下門前)とセブン―イレブン・ジャパンのコラボ商品「焼あご塩白湯(しおぱいたん)麺」が24日から、上越3市と柏崎市、刈羽村のセブン―イレブン各店で先行販売されている。昨年に続くコラボ商品第2弾で、今後、県内から北陸3県で販売される。

上越地域などのセブン―イレブンで先行販売されている「焼あご塩白湯麺」

 地域の繁盛店とのコラボ商品づくりを展開するセブン―イレブン・ジャパンの取り組みの一環。製造は前回同様、県内や北陸の同社商品を手掛ける石倉製麺所(本社・上越市南本町3)が担当している。

 同店の昼限定メニュー「塩とんこつらーめん」を再現。焼あごにシイタケや昆布、鶏、豚などで作った白湯スープに、焼あごの香味油を加えた。麺はスープに負けない全粒粉の中太麺、具材は黒コショウとあえた焦がしネギ、白髪ネギ、小松菜、チャーシュー。

 セブン―イレブンの商品開発担当者によると、昨年のコラボ商品は1店舗当たりの売り上げが全国でも有数の大ヒットに。同店の塩とんこつらーめん再現を望む声も多く寄せられたという。

24日に「麺屋あごすけ」で開かれた記者説明会。監修、再現、製造の各視点からコラボ商品を紹介した

 石倉製麺所開発営業課の鈴木寿直次長(42)は、四国まで足を運び、焼きあご製造時の焼き時間を指定するほどこだわり、香味油とスープの再現に徹底して取り組んだとし、「焼あごの香り、スープのうま味再現に苦労した」と振り返った。

 あごすけ店主の月岡二幸さん(52)も「半年かけて、じっくりと思いも込めて再現しただけに、臭みもなく濃厚な味わいが良く再現されている」と驚き、感謝していた。

 1食498円(税別)。30日からは県内の435店で、12月7日からは富山、福井両県、同9日から石川県の各店舗で、順次販売する。

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