卓球男子のエース・張本智和(18=木下グループ)が24日、卓球の世界選手権(テキサス州ヒューストン)の男子シングルス2回戦で姿を消した。
東京五輪男子団体の銅メダルに貢献した第2シードが、まさかの初戦敗退。世界ランキング65位の格下(張本は同5位)であるヤクブ・ディヤス(ポーランド)に、接戦に持ち込まれた。第1ゲームを11―7で制し貫禄を見せたが、第2ゲームを5―11で落とす。そして3―3で迎えた最終第7ゲームも9―11で競り負け、3―4の敗戦が決まった。
東京五輪後初の国際大会のシングルスは、メダル取りを目標に掲げていたが、ベスト16止まりだった東京五輪に続いて不本意な結果に終わってしまった。張本は今後、森薗政崇(BOBSON)とのコンビで男子ダブルス、早田ひな(日本生命)との混合ダブルスに出場。シングルスの悔しさを結果につなげることができるか。