巨人2年目、ヤクルト奥川の元女房役が2年連続で弟子入りする相手とは

山瀬慎之助(東スポWeb)

巨人の山瀬慎之助捕手(20)が27日、契約更改交渉に臨み10万円アップの570万円でサインした。

球団から「来年、多くのキャッチャーの中の競争に打ち勝ってぜひ一軍で」とハッパをかけられたという山瀬。小4からバッテリーを組んだヤクルト奥川とは星稜高まで二人三脚も、プロではいまだ一軍出場はなし。「(奥川に)ずっと追いつけ追い越せでやっているので、気持ちは。まったく同じ舞台には立ててないですけど、その気持ちは常に持って練習しています」と日本シリーズでも快投する幼馴染に刺激を受けている。

現状打破へ2年連続で球界を代表する捕手2人と自主トレを行う。「機会をいただいてヤクルトの嶋さんとソフトバンクの甲斐さんと自主トレをさせていただくので、いろんなことを吸収して帰ってきたい」と山瀬は目を輝かせた。

「技術はもちろんですけど人間としてという部分でもすごく尊敬できるところもあったので、いろいろ勉強させてもらって、キャッチャーとしてという部分だったり、来年1年間どうやって頑張っていくかというのをその期間で定められるようにやっていきたい」(山瀬)。得るものは多いという。

今季は二軍で打率1割6分7厘、0本塁打と打撃面が課題になる。「納得いける結果は残せてないので来年こそいい結果を残せるように。自分で自分ができることしかできないのでそれを精一杯やる」と〝慎之助2世〟は意気込んだ。(金額は推定)

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