逆転賞金女王へ! 古江彩佳は2位後退も自然体を強調 稲見は15位に浮上

古江彩佳(東スポWeb)

最終決戦の行方は――。国内女子ゴルフツアー今季最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」3日目(27日、宮崎・宮崎CC=パー72)、逆転で賞金女王の座を狙う賞金ランキング2位の古江彩佳(21=富士通)は、3バーディー、4ボギーの73とスコアを落とし、通算6アンダーの2位に後退した。

今季の賞金女王争いは古江とランキング1位で通算1アンダーの15位となった稲見萌寧(22=都築電気)に絞られている。2人の差は1696万8474円で、古江が逆転でタイトルを得るには2位以上になることが最低条件。古江が今大会に優勝すれば稲見の単独3位以下、古江が2位ならば稲見の14位以下で女王の座を手にする。

古江は3日目のラウンドについて「よかった点は本当になかったかなと思うので、悪かったのはショットがバラついてたりしてたのと、パターもちょっと打ち切れないっていうのもたまにあったと思うので、そこが悪かったと思います」と振り返った。

6位から出た三ケ島かな(ランテック)が9アンダーで首位に立ち、3打差で優勝も狙える最終日に向け、古江は「あんまり本当に考えないでやりたいので、しっかり明日のプレーに集中できたらいいなと思います」と自然体を強調し、最終戦の優勝と賞金女王の座を勝ち取る構えだ。

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