勝てば日本一のヤクルトが痛恨の拙攻 犠打空振りでオスナが飛び出す

オスナが二、三塁間に挟まれタッチアウト(東スポWeb)

ヤクルトが痛恨のミスで先制の好機を逃した。日本シリーズ第6戦・オリックス戦(27日=ほっともっと神戸)で沢村賞右腕・山本の前にツバメ打線は2回まで無安打4三振と完全に抑え込まれた。

3回、気温7度にも関わらず半袖で出場の先頭・オスナがバット一閃。チーム初安打となる左翼線二塁打を放った。

続く宮本は送りバントの構え。山本の初球142キロのフォークをバントにいったが、あまりの落差にまさかの空振り。二走・オスナが飛び出し、二、三塁間で挟まれた。

場内に悲鳴が上がるなか、オスナはあえなく憤死。宮本は150キロ直球を右前打とし何とか出塁したが、絶好のチャンスを潰してしまった。

二死から塩見が死球で歩き二死一、二塁と山本を攻めたが、青木が遊ゴロに倒れ無得点。絶対エースからの先制チャンスをチグハグな攻撃でモノにできなかった。

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