高津ヤクルトが5時間超えの熱戦制す 20年ぶり涙の日本一 

延長12回に勝ち越しタイムリーを放ったヤクルト・川端(東スポWeb)

日本シリーズ第6戦オリックス―ヤクルト戦(ほっともっと神戸)で
王手をかけていたヤクルトが延長12回、代打・川端の適時打で1点勝ち越し。2―1で勝利し日本一に輝いた。

オリックス先発・山本の前に9回1得点に抑えられたツバメ打線だったが、投手陣は高梨、スアレス、清水と繋いで一歩も譲らず。1―1で延長に突入した。

お互い得点が奪えずこのまま引き分けかと思われた延長12回、二死から塩見が左前打で出塁すると代打の切り札・川端が登場。パスボールで塩見が二塁に進むと、ヒットマンはオリ6番手・吉田凌の130キロスライダーを左前へポトリと落とした。塩見が生還しヤクルトが土壇場で勝ち越しに成功した。

12回裏を3イニング目となった守護神・マクガフがゼロに抑え、2―1でヤクルトが勝利。高津監督が宙を舞った。ヤクルトが2001年以来、20年ぶり6度目の日本一に輝いた。

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