シリーズMVP ヤクルト中村悠平が感極まる お立ち台で涙

試合終了の瞬間、ヤクルト・中村の感情が爆発した(東スポWeb)

シリーズMVPに輝いたヤクルトの〝ムーチョ〟こと中村悠平捕手(31)が男泣きだ。

オリックスとの日本シリーズ第6戦(27日、ほっともっと神戸)を延長12回、2―1で制しヤクルトが20年ぶり日本一に輝いた。

全試合フル出場し攻守に活躍した中村がMVPに選ばれた。お立ち台で「本当、毎試合しんどくてオリックスもいいチームで今は精魂尽き果てました」と照れ笑い。「日本シリーズで優勝できて日本一になれて今、本当に幸せです。ありがとうございました」と明るい表情だった。

だが、話している間にここまでの思いが一気に噴き出した。ファンへの言葉を聞かれると、「イチから頑張って、また日本一になれるように頑張って行きたいと思いますので、来年もよろしくお願いします」と話したところで言葉に詰まった。最後は真っ赤な目で「ありがとうございました」とインタビューを終えた。

扇の要としてのプレッシャーからようやく解放された中村。来季もチームを引っ張り続ける。

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