レンジャーズがセミエンと7年契約で合意 大谷翔平も手を焼くか

レンジャーズ入りで合意したセミエン(ロイター=USA TODAY Sports)

米大リーグ機構公式サイトは28日(日本時間29日)にレンジャーズがブルージェイズからFAになっていたマーカス・セミエン内野手(31)と7年総額1億7500万ドル(約198億6000万円)で合意したと報じた。エンゼルスの大谷翔平投手(27)にとって難敵が同地区に戻ってきたことになる。

セミエンは昨オフ、アスレチックスからブルージェイズへFAで移籍。今季は全162試合に出場して、打率2割6分5厘、45本、102打点、115得点、15盗塁をマーク。オールスター戦に初出場し、二塁手としてシルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞を初受賞。ア・リーグMVPでは最終候補3人に残り、3位だった。

大谷との対戦は今季は2打数無安打1四球。通算9打数2安打、4三振1四球となっている。今季レンジャーズ戦で右ヒジ手術後初勝利となる1072日ぶり白星を挙げるなど3勝無敗、防御率2・86と相性が良かったが、来季は厳しい戦いになりそうだ。

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