TOYOTA GAZOO Racing、早々に2022年参戦体制を12月6日にオンラインで発表へ

 11月29日、TOYOTA GAZOO Racingは12月6日(月)13時から、2022年の参戦体制をオンラインイベントで発表すると告知した。イベントでは各シリーズのドライバーやWEC世界耐久選手権、WRC世界ラリー選手権のチーム代表、GAZOO Racingカンパニーの佐藤恒治プレジデントが登壇し、今季の報告と2022年の挑戦について語る。

 TOYOTA GAZOO Racingは、2021年はWRCでセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組がチャンピオンを、またマニュファクチャラーチャンピオンを獲得し、ハイパーカー初年度となったWECではハイパーカークラスチーム、マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組がチャンピオン、ル・マン24時間制覇を達成するなど世界中で活躍した。

 また日本でもスーパーGT GT500クラスで関口雄飛/坪井翔組au TOM’S GR Supraが大逆転チャンピオン、TGR TEAM au TOM’Sがチームチャンピオン、全日本スーパーフォーミュラ選手権ではcarenex TEAM IMPULがチームチャンピオンを獲得するなど、華々しい結果を残してきた。

 そんなTOYOTA GAZOO Racingの2022年体制発表が、スーパーGT最終戦が終わったばかりの12月6日、オンラインで行われることになった。TGR WECおよびTGR WRCチーム代表、GRカンパニーの佐藤プレジデントが登壇し、2021年シーズン結果を報告、ファンへ感謝を伝えるとともに、来シーズンの新たな挑戦について語る。

 WEC、WRCのほか国内の体制等が伝えられるかはまだ分からないが、この発表の翌日の12月7日からは、鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラの合同テストも予定されている。そんななかでの発表だけに、注目なのは間違いなさそうだ。

 オンラインイベントは、12月6日(月)13時から、下記のページでライブ配信される。

https://toyotagazooracing.com/jp/event/nextseason/2022/

同じコンビで通算8回目となるドライバー/コドライバーズタイトルを獲得したセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(トヨタ・ヤリスWRC) 2021年WRC第12戦モンツァ
ハイパーカー時代初代王者獲得とシリーズ2連覇を果たした7号車のマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組
今季初勝利を挙げ、大逆転でシリーズチャンピオンを獲得した関口雄飛/坪井翔組 au TOM’S GR Supra
2021スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿 チームタイトルのトロフィーを掲げる関口雄飛/星野一義監督/平川亮(carenex TEAM IMPUL)

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