蒲原ガス株式会社（新潟市西蒲区）と株式会社INPEX（東京都港区）は３０日、ガスのカーボンニュートラル化に関する覚書を締結した。
同契約により、蒲原ガスは本社および関連施設で使用する天然ガス（約５万１，０００立法メートル／年）を、INPEXより購入する「カーボンニュートラルガス」に変更する。これにより、年間約１３８トンの二酸化炭素の削減を実現するという。
供給される「カーボンニュートラルガス」は、世界各地の環境保全プロジェクトなどでの二酸化炭素削減効果を信頼性の高い認証機関が「CO２クレジット」として認証したカーボンクレジットを活用したもので、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの全ての工程で発生する温室効果ガスがカーボンオフセットされたものとなる。
