基本のシュトーレン

ドイツの伝統的なクリスマス菓子「シュトーレン(クリストシュトレン)」の本格的な基本のレシピです。 作ってから1~2週間後が食べ頃。1cm幅くらいにスライスして、コーヒーや紅茶とお楽しみください♪ 大人のおもてなしなら、シャンパンやホットワインと一緒に。 ※スパイスの分量は粉に対して1%前後を目安に、お好みで調節してください。また、お好きなスパイスをオリジナルでブレンドしてもOK。 シュトーレンのレシピ特集はこちら

by miharuさん

このレシピの材料


数量:1本分(約18cm×12cm)

フィリング

サルタナレーズン… 100g

オレンジピール… 24g

レモンピール… 12g

ラム酒… 12g

アーモンドスライス… 40g

牛乳… 50g

中種

準強力粉… 50g

インスタントドライイースト(耐糖性)… 3g

牛乳… 36g

本ごね生地

無塩バター… 60g

グラニュー糖… 15g

塩… 1.5g

シナモンパウダー… 0.8g

カルダモンパウダー… 0.4g

オールスパイスパウダー… 0.3g

準強力粉… 100g

牛乳… 30g

仕上げ

無塩バター… 50g

グラニュー糖… 50g

トッピング用粉砂糖… 30g

下準備


*中種を作るときの準備 1.牛乳は、フィリング準備3の残った牛乳と合わせて36gになるように計量する。 *本ごね生地を作るときの準備 1.無塩バターと牛乳を室温に戻す。 2.アルミホイルを長さ約60cmに切り、幅約4cmの帯状にする。 3.オーブンを240℃に予熱する。

フィリング準備


1.サルタナレーズンは水洗いをしてザルにあげ、そのまま5~6時間おいておく。 ※オイルコートされている場合は、熱湯を回しかけて油分を落としてから同様に。

2.1とオレンジピール、レモンピール、ラム酒を混ぜ合わせて一日以上おく。

3.アーモンドスライスはロースト(150℃15分)し、牛乳に15分くらい浸してザルにあげる。残った牛乳は中種の仕込みに使います。

4.温めた牛乳(35℃)の中にインスタントドライイーストをふり入れ、2~3分後かき混ぜて溶かす。

5.準強力粉と1を混ぜて、滑らかになるまでこねる。26~27℃で30分発酵。

6.発酵後。

7.ボウルに無塩バターを入れて、ホイッパーでほぐしてクリーム状にする。

8.グラニュー糖、塩、スパイス類を加えて、白っぽくなるまで混ぜる。

9.準強力粉を加えて軽く混ぜたら、牛乳を加えて混ぜる。

10.ちぎった中種を加えて混ぜる。ひとかたまりになったら台に出して、色むらがなくなるまでこねる。

11.ボウルに生地を入れて、

12.その上にフィリングをのせる。 こうすると生地の乾燥を防げて、フィリングと生地を混ぜる時に馴染みがよくなります。 室温で20分発酵。

13.ボウルの中で生地とフィリングを混ぜ合わせ、5分程休ませる。

14.生地を取り出し、丸めて10分ベンチタイム。

15.成形をする。 とじ目を下にして、楕円形(24×12cm)にめん棒でのばす。

16.裏返して、手前から1/3折ってめん棒で表面をならす。

17.向こう側からも1/3折って、同様にめん棒でならす。

18.生地の手前と

19.向こう側をめん棒で押さえて、

20.中心が高くなるように整える。サイズは約18cm×10cm。

21.オーブンシートにのせ、準備したアルミホイルを生地の周りにピッタリと巻く(ホイルの端は折り込んでしっかり止める)。室温で10~15分発酵。

22.200℃で10分、180℃に下げて30分焼成。

23.大きめの鍋やフライパンに無塩バターを入れて、ごく弱火で溶かす(温度は50~60℃)。焼き上がったシュトーレンを入れて、生地を転がしながら刷毛で塗ります。

24.熱いうちにグラニュー糖をまぶしつけ、冷めたらビニール袋やラップフィルムで包んで一晩おく。 グラニュー糖をまぶすとき、ビニール袋の中で作業すると便利。おすすめです。

25.翌日、粉砂糖をふりかける。

26.出来上がったら、ラップフィルムでしっかり包んでビニール袋などに入れ、冷暗所または冷蔵庫で保存します。日持ちは1ヶ月くらい。冷凍する場合は2~3ヶ月を目安に。

27.cottaコラム「本格シュトーレンのレシピ、日持ちや食べ方もチェック♪」もぜひご覧ください。 クリスマスに欠かせないドイツの伝統菓子・シュトーレンについて、詳しくお話ししています。

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