クロースがメッシのバロンドール受賞に苦言「全くフェアじゃない」

 レアル・マドリードのトニ・クロースは、リオネル・メッシのバロンドール受賞に苦言を呈した。

バロンドール受賞のメッシ、競合したレバンドフスキに配慮「去年は君が受賞すべきだった」

 29日にフランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が選定する2021年度バロンドール表彰式が行われ、メッシが史上最多7度目の受賞。2位にはロベルト・レバンドフスキ、3位にはジョルジーニョが選ばれ、クロースとレアルで同僚のカリム・ベンゼマは4位となった。クロースは自身のポッドキャストでメッシを称賛するものの、ベンゼマの落選に不満を漏らしている。

「まず最初に言っておきたいのは、僕は個人賞に全く興味がないということだ。だけど、もしそのような賞があるなら公平であるべきだ。僕の見解ではそれが全くない。僕はベンゼマがいかに優れた選手であるかよく知っているから、昨年のベストプレーヤーに選ぶとしたら彼が1位であるべきだと思う。メッシやC・ロナウドがこの10年間で最高の選手であるのは間違いないし、他の選手にない資質を持っている。この賞の最大の間違いは1位に関してだ」。

クロースがバロドールに苦言を呈す Photo Angel Martinez

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