神奈川県茅ケ崎市は1日、通勤手当や扶養手当などを不適切に受給していた市長部局の職員2人を減給と戒告の懲戒処分とした。
市職員課によると、減給10分の1(1カ月)の処分を受けた職員(31)は、2016年4月から20年6月までの間、転居に伴う住居届と通勤届の提出を怠り、住居手当と通勤手当の約158万円を不適切に受給した。
戒告処分を受けた職員(48)は16年4月から今年8月までの間、扶養親族の変更に伴う届け出の提出を失念し、扶養手当約305万円を不適切に受給した。
いずれも本人からの申し出で発覚した。佐藤光市長は「今一度職員の服務規律徹底に尽力し、再発防止に努める」とコメントした。