契約延長か移籍か――。スペイン1部バルセロナが契約延長に応じていないフランス代表FWウスマヌ・デンベレ(24)に〝最後通告〟したと、同国紙「ムンドデポルティボ」が報じている。
バルセロナは今季限りとなる来年6月末で契約満了となるデンベレと契約延長の交渉を続けているが、いまだに合意できていない。クラブ側は来夏にフリーでの退団を阻止するため早期の契約締結を求めている。そんな中、同紙によると、バルセロナは「デンベレに2週間の期間を与えた」と、結論の最終期限を通告したという。
デンベレにはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやニューカッスルが獲得への興味を示していると各メディアで伝えられている。シャビ監督はデンベレの残留を望んでいるものの、クラブ側は契約延長に応じない場合、来年1月の移籍市場で売却する方針だ。
ただ、デンベレの代理人ムサ・シスコはあの手この手で交渉を引き延ばしているように、来夏にフリーでの退団をもくろんでいるとみられ、一筋縄ではいきそうもない。デンベレの移籍金は1億ユーロ(約127億8000万円)以上と見積もられているが、果たしてデンベレはどんな結論を出すのだろうか。