プロ4年目で自己最多の57試合に出場、シーズン終盤を中心に12試合にスタメンにも抜擢された阪神・島田海吏外野手(25)が2日、450万円増の1350万円で契約を更改した。
シーズン終盤には6試合連続で1番として起用されるなど、今季は打撃にも成長の足跡を見せた島田は「ファームでしっかりと自信をつけることができて、それをそのまま一軍でも発揮することができた」と手応えを口にした。来季は今季2割4分3厘だった打率をさらに上昇させ、持ち味の俊足を武器に外野の定位置獲りにも挑戦する1年になる。
今オフに就任した藤井康雄一、二軍巡回コーチ(59)が各選手への助言に用いた「4スタンス理論」では「B2」の部類だった明かした島田は「B2の形でいったら、体の前で腕を使いたいというか、おっしゃっていたことはすごく分かる部分がありました」と、新コーチからも打撃向上にむけてのヒントを吸収中。
「数字もそうですけど、レギュラーを取ることを一番の目標にして、数字を残すという、それを目標にしていきたい」と本格的な打撃開眼へむけ、意気込んでいた。
(金額は推定)