ヤクルト坂口が7000万円減で契約更改「まだまだやらないといけないなと」

契約を更改し会見するヤクルト・坂口(代表撮影)

ヤクルトの坂口智隆外野手(37)が2日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限を超える7000万円減の年俸5000万円でサインした。プロ19年目の今年は25試合の出場にとどまり打率1割6分、0本塁打、0打点だった。

坂口は「ファームが長くて若い選手、監督、コーチもそうですし、同級生や先輩に助けてもらったというか…上では全然ダメでしたけど、若い選手の頑張りを見て、まだまだやらないといけないなという思いにさせてもらった」と話した。

日本シリーズでは古巣・オリックスと対戦。第2戦では「9番・右翼」で先発出場した。坂口は「自分自身、シリーズに出れるとは思ってなかったのでびっくりしました」と振り返り「いざ出てみて、両方のチームのファンの皆さんから拍手をいただけたのは自分の野球人生の中で財産になる」と笑顔を見せた。

(金額は推定)

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