中日・郡司が頼もしい〝助っ人〟ゲット 人生初の一人暮らしで…

自主トレでキャッチボールをする郡司(東スポWeb)

中日・郡司裕也捕手(23)が頼もしい助っ人を見つけた。

2年目の今季は6月22日に一軍昇格し、9試合で13打数6安打の打率4割6分2厘、3打点をマークしながら後半戦から二軍落ちし、そのままシーズン終了。木下拓、桂ら正捕手争いに割って入ることができなかった。

それでも、フェニックス・リーグでは15試合で出塁率4割6分5厘。非凡な打撃を立浪新監督から買われ、秋季キャンプでは捕手だけでなく、外野にも挑戦してきた。

「打撃はフェニックスでつかんだものがある」という郡司は最近、退寮して人生初の一人暮らしを開始。外食ではなく、自炊にこだわっており「冷蔵庫を新しく買ったら会話ができる。初めての料理で献立を何にしたらいいかを聞いたら『どんな肉を使いますか?』と聞いてきて、豚肉と言ったら『チンジャオロース』と言ったので、それにした。今、必死でユーチューブで(料理法を)勉強しています。冷蔵庫に助けられている」と明かす。

その上で「まだタンスを買ってないので服が散乱している状態です」と一人暮らしに苦戦しつつも「洗濯機もしゃべるし、最新家電がいっぱいあるので楽しい。でも最近は家電としかしゃべってないので寂しい人みたいですね」と苦笑しながらもエンジョイしている。

来季へ向けて「試合に出ることが大事。とりあえず、春季キャンプで使わざるを得なくなるぐらい打てば、捕手でも外野でも出られると思う。レギュラーであればどっちでもいい。2月1日にキャンプが始まった途端、もう出来上がっているぐらいの状態で迎えられるようにして、キャンプ第1号を狙います」と意気込んでいる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社