ペットボトルのキャップ、約10万個を寄託 ワクチン接種費に換金 「1人でも多くの子どもが幸せになって」

ペットボトルのキャップを届けた児童ら=佐世保市、イオン佐世保店

 ペットボトルのキャップを集めて換金し、世界の子どものワクチン接種費に充てる運動に協力しようと、長崎県佐世保市の愛和学童クラブ(谷弘子園長、約45人)と愛和幼稚舎(同、30人)は11月27日、キャップ約10万個を同市島瀬町のイオン佐世保店に寄託した。
 イオン九州(福岡市)はキャップのリサイクルで得る対価で発展途上国の子どもにワクチンを届ける運動を展開している。
 同クラブは2008年から協力。寄託は5回目。今回は約2年間かけてポリオ(小児まひ)ワクチン約50人分に当たるキャップ約200キロを集めた。
 同クラブの児童13人がキャップを届け、同社から感謝状を受け取った。佐世保市立天神小6年の上村花音さん(12)は「1人でも多くの子どもが幸せになってほしい」と話した。


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