中学3年生を対象にした下野新聞模擬テスト(下野新聞社主催)が5日、県内の私立高など5会場と学習塾約400カ所で行われ、約1万800人が実力試しに挑んだ。
模擬テストは年に計6回あり、今回は5回目。科目は国語、社会、数学、理科、リスニングを含む英語の5教科でいずれも記述式となっている。新型コロナウイルス感染防止のため、教室の換気や机や椅子の消毒などの対策を各会場で講じた。
宇都宮市の作新学院高では1140人が受験した。同市一条中3年原口真哉(はらぐちまなせ)さん(14)は「数学が難しく、解ききれなかった。結果を見て志望校を絞り込みたい」と気を引き締めていた。